なぜ?猫背や反り腰を併発してしまう原因。姿勢改善の為のストレッチとトレーニング
猫背や反り腰ということばを聞いたことはありますか?猫背や反り腰はよく見られる症例です。なぜ猫背や反り腰を併発してしまうのでしょうか。原因やおすすめストレッチやトレーニングをご紹介していきたいと思います。
目次
猫背や反り腰の併発の原因
猫背の人は筋力が低下していることが多く正しい姿勢を保ちにくい傾向がみられます。猫背の姿勢を正しく戻そうとして腰を前に突き出すことによって反り腰になってしまうのです。長時間のデスクワークや運動不足などがきっかけになって発症しやすくなります。
猫背姿勢では、正常な位置で頭を支えることができずに背中や肩に負担になります。また、反り腰も姿勢では、腰や骨盤が正常な位置が保てない状態なので腰や膝に負担がかかり、それぞれ肩こり・腰痛へと繋がって痛みが慢性化していく可能性もあります。
痛みが慢性化してつらくなる前に姿勢の改善を心がけていきましょう。
猫背や反り腰の姿勢不良を改善するには
「正しい姿勢を心がけて保つ」「背中をストレッチしてほぐす」「お尻の筋肉を鍛えて姿勢を保てる筋肉をつける」これらの3つを意識してやっていきましょう!
ではそれぞれ説明していきますね↓
☆正しい姿勢を心がけて保つ
猫背や反り腰は、座り姿勢で正しい姿勢を身につけることで改善されます。
正しい座り方とは、
①背もたれにもたれないように浅めに座る
②膝や股関節はおよそ90度の角度にする
③骨盤を立て、坐骨で座る
④頭の上を糸で引っ張られるイメージで背筋をピンッと伸ばす
⑤肩の上の力を抜き、胸を軽く張って顎を引く
パソコンなどのデスクワークをする際は肘の角度が90°位になるように椅子と机を合わせましょう。
携帯やタブレットを見る際は、なるべく目線の高さまで持ち上げ、頭が前に下がらないように注意しましょう!
☆背中をストレッチしてほぐす
上半身を大きく動かす機会が少ない人は柔軟性不足で猫背になってしまうので背中の筋肉をほぐし柔軟性をもたせることが大切です。
<方法>
①両手を頭の後ろで組みます
②ポールを横にした状態で肩甲骨の間にあて、胸を反らせます
その状態で深呼吸を5回繰り返しましょう!首のつらさがあったり、あたっているところが痛すぎないように調整しながら行って下さい
③少しづらして3~5か所を行いましょう
☆お尻の筋肉を鍛えて姿勢を保てる筋肉をつける
大殿筋が痩せてしまうと、バランスが崩れやすくなってしまいます。大殿筋を鍛えて筋肉をつけることで正しい姿勢をキープできるようになり猫背や反り腰の改善に効果的です。
<方法>
①両膝を曲げて仰向けで寝ます
②お腹を凹ませるように力を入れ、お尻を上げて身体が一直線になったところで3秒キープします
上げた時点でお尻をキュッと閉める意識で行うと良いです
5~10回を2セットまでできると良いでしょう
以前も反り腰についてブログを書いていますので読んでいない方はぜひこちらも参考にしてください
↓
反り腰とは?原因やチェック方法を解説!改善する5つの方法とは?
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、猫背と反り腰についてお話ししました。
普段から姿勢を気を付けることが大切ですが、その姿勢をずっと続けるのもまた大変です。
まったく何も対策をしていない方は、背中をほぐし、お尻を鍛えるところから始めてみて下さいね!
当マッサージ・はりきゅう院は、熊本市東区を中心に慢性的な痛みでお悩みの方に多数ご来院頂いています。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
また、このような情報を定期的にアップしていきますので、引き続きご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
シェアする