腰痛の原因は「冷え」?この時期から気を付けたい4つの「冷え腰痛」対策
ここ最近、朝晩が急に寒くなったりとカラダの不調が出やすくなってきています。特に寒くなって冷えを感じる人は「腰痛」にも注意が必要です。
血行不良になり、ぎっくり腰を起こしたり、慢性の腰痛がなかなか治らないという事は多々あります。今回は、冷えからくる腰痛の原因とその対策についてお話ししていきます。
目次
冷えによる腰痛対策のポイント
冷えによる「腰痛」の大きな原因は、気温の低下で身体の血液循環が悪くなり、骨盤周りの筋肉が硬くなってしまうこと。
お風呂に入り体が温かくなると、腰の痛みが楽になる、という人。このようなタイプは、冷えが増悪させる腰痛だと考えられます。
血行不良になり、ぎっくり腰を起こしたり、慢性の腰痛がなかなか治らないという事は多々あります。その場合は身体を温めること、姿勢を直すこと、そして適度な運動をし筋肉に対してストレッチをすることを合わせて行うと良いでしょう。
腰痛対策① 衣服
東洋医学では、”頭寒足熱”という考え方があります。
風邪を引いたときの対処法としても昔から用いられているものですが、読んで字のごとく、頭はのぼせないように冷やして、足は冷たくならないように温めることです。
血液は、心臓から全身に送り出され、心臓から遠いほど血液を流す力が弱まり、血管も細くなってしまいます。
地球上では重力があるため、特に足先から心臓へ戻る血流はその重力に逆らうことになるので、血流が悪くなりやすい部位になります。
足をめぐった血液は、心臓に戻る過程で腰付近を通ることになるので、足が冷えれば腰も冷え、しいては体全体が冷えてしまうことになりかねません。
なので、下半身を冷やさないことがポイントです。
服装はパンツスタイル。女性の方はスカートを履く場合には、必ず厚手のタイツやスパッツを併用しましょう。レッグウォーマーもおすすめです。
男性の方も、ハーフパンツやくるぶしソックスなどはなるべく冬は控える事が大切です。
足元はパンプスやヒールよりもブーツなどの保温に適したものを選ぶことがポイントです。
もともと冷えやすい人は、上記のような重ね着や厚着をしても、なかなか温まらないこともあります。その場合、腹巻を使用し、お腹や腰に使い捨てカイロを利用するのもいいでしょう。
腰痛対策② 食べ物・飲み物
東洋医学では、体を温める食べ物を「陽」の食べ物、体を冷やす食べ物を「陰」の食べ物と区別しています。
体を温めるものとして、
肉類は鶏肉、魚介類はカツオやイワシ、エビなど、野菜はトマトやキュウリ、ナスといった夏野菜は体を冷やす作用があるため大量摂取は控えましょう。体を温める作用のあるしょうがやにんにくを摂ると良いでしょう。カボチャ、ニラ、ネギの白い部分などをスープや鍋などに入れるのもおすすめです。
飲み物も、糖分の多い清涼飲料水や緑茶、ウーロン茶、麦茶、牛乳、コーヒーなどは体を冷やす傾向にあるようです。冬場は紅茶やジャスミン茶、ココアなどを、できればホットで飲むと良いですよ。またお酒でもビールなど冷やして飲むよりも、適量の熱燗や赤ワインがおすすめです。
腰痛対策③ 仕事
デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢が続く場合、寒冷な場所の有無に関わらず、体の筋肉を緊張させ、血行不良になってしまいがちです。同じ姿勢で作業するのは1時間までが目安です。1時間作業したら、一度は席をはずして体を動かしたり、立って背伸びやストレッチをするようにしましょう。
腰痛対策④ 入浴
夏は暑いからシャワーだけで済ませるという方は多い印象にあります。冬場も忙しくて湯船に長くは浸からないということはないでしょうか?
お湯の温度は約38~40℃と熱すぎない程度でゆっくりと温めるとリラックス効果も得られます。長湯が苦手な人は、湯船に3分程度浸かって、湯船から出て体を洗うなどの交代浴を3~4回繰り返すことで、体の芯からじっくりと温めることができます。
また、血行促進効果のある入浴剤もおすすめです。特に炭酸入浴剤は、お湯の中に溶けた炭酸ガス(二酸化炭素)が皮膚から吸収されて、血管が拡張して血流が良くなると言われています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、冷え腰痛の対策についてお話ししました。
これから本格的に寒さが厳しくなってきます。季節の変わり目や冬場に腰の痛みで悩んでる方は一対策として意識してみて下さいね!
当マッサージ・はりきゅう院は、熊本市東区を中心に慢性的な痛みでお悩みの方に多数ご来院頂いています。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
また、このような情報を定期的にアップしていきますので、引き続きご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
シェアする