「腰痛」におすすめの足つぼ5選で痛みを撃退! 押し方やコツは ?
「腰周りの違和感や痛み」があるが、「病院へ行くほどではない」と悩まれている方は多いのではないでしょうか?
そんな方へおすすめしたいのが自分でできる「足つぼ押し」です。
実は足つぼの中には腰周りと関係し、つぼ押しをすることで腰痛を改善できるものがあります。そこで今回は、おすすめの足つぼを5つご紹介したいと思います!
目次
- ○ 足つぼとは?
- ・そもそもリフレクソロジーとは?
- ○ 足つぼ押しのポイント!
- ・押し方のコツ
- ・NGポイント
- ○ 腰痛に効く足つぼ5選
- ・太衝(たいしょう)
- ・照海(しょうかい)
- ・崑崙(こんろん)
- ・金門(きんもん)
- ・京骨(けいこつ)
- ○ まとめ
足つぼとは?
「足つぼ」は、大きく分けて2種類考えられます。
鍼灸の「経穴(けいけつ)」と、リフレクソロジーの「反射区」と呼ばれるものです。
よく聞かれることですが、「足つぼ」というと足の裏のこの部分がこの内臓でという認識の方が多くいますが、これはリフレクソロジーの考え方です。
まずは、リフレクソロジーについて簡単に説明し、今回は、腰痛に効果が期待できる「経穴」についてご紹介したいと思います。
そもそもリフレクソロジーとは?
リフレクソロジー(Reflexology)という名称は、リフレックス(reflex=反射)とロジー(logy=学問)を組み合わせたものであり、体の不調の改善や、疲労回復、美容効果を高める療法です。
主に足裏にある反射区を刺激することで、その反射区に対応した臓器や器官に働きかけ、自然治癒力を引き出し、からだの機能改善をはかります。
元々はアメリカ発祥であり、日本においては「英国式リフレクソロジー」と、「台湾式リフレクソロジー」が有名です。
前者は、足裏などの反射区を中心に指の腹を使って撫でるようにソフトな刺激をあたえ、後者は、予防医学のひとつに位置付けられ、指の腹や関節を使って強く押し、足裏の反射区の効果が高まるとされているものです。
足つぼ押しのポイント!
セルフでの足つぼ押しを行うときには、いくつかの注意点やNGの場合があります。
自分でつぼ押しを行う場合や、足つぼマッサージ(リフレ)のサロンを受けるときにも覚えておくと良いでしょう!
押し方のコツ
足つぼを押すときは、「痛気持ちいい」と感じる程度に、つぼに対して垂直に指の腹の真ん中で押しましょう。その際、息をフーッと吐きながら、3~5秒くらいリラックスした状態で押すと効果的です。
つぼ押しの目的は、体をゆるませることなので「痛い!痛い!」と感じる強さで押しすぎると筋肉が緊張してしまうため、つぼ押しの効果が薄れてきます。
また、「押して離す」を1~2分の間に何度も繰り返し行います。回数は1日4~5回が目安です。押した直後に痛くなったり、押したところがあざになったりしたらやり過ぎですので、自分にあったちょうどよい強さや時間を見つけることも大切です!
NGポイント
①食後30分以内には行わない!
食べてすぐは、つぼ押しを控えましょう。
食後は、全身の血流が消化器官系に集まり、食べたものの消化活動が行われます。
食後すぐにつぼ押しを行うと、全身に血流が循環しようとして、消化活動が妨げられてしまうのです。
②飲酒後には行わない!
飲酒後のつぼ押しはやめましょう。
血行が良くなり、酔いがいっそうまわってしまうおそれがあります。
③けがや疾患のある場合は行わない!
以下のような状態の場合には、つぼ押しは控えるようにしましょう。
ツボに刺激を与えることにより、症状が悪化してしまう可能性があります。
〇身体のどこかをけがしている
〇発熱している
〇脳出血、脳血栓を起こして間もない
〇不整脈がある
〇心臓疾患や腎疾患がある
〇悪性腫瘍がある
かえってそこにある組織を壊したり、炎症を広げてしまう可能性もあります。
病気やケガを患っている方は、専門医の指示がない限りつぼ押しは控えるようにしましょう。
腰痛に効く足つぼ5選
体には12の経絡(けいらく)という、簡単に言うとエネルギーが流れる通路があります。
経穴(けいけつ 俗称ツボ)は、その経絡上にある点です。
ここでは、腰痛に効果的な3つの経絡の5つの経穴をご紹介したいと思います。
肝経 太衝(たいしょう)
腎経 照海(しょうかい)
膀胱経 崑崙(こんろん)・金門(きんもん)・京骨(けいこつ)
太衝(たいしょう)
太衝(たいしょう)は、血流から冷えを改善するツボです。
肝臓、筋肉、眼といった日頃から酷使している部分と深い関係のある「肝経(かんけい)」という気の流れに属しているため、肝臓の疲れ、肉体疲労、眼精疲労、精神的ストレスでもこのツボを押すと痛いことがあります。
ツボの場所:足の親指と人差し指の付け根の間を上がっていくと骨が交わるところのくぼみ
照海(しょうかい)
照海(しょうかい)は、仙骨周りや骨盤の奥で痛みや違和感が続く慢性腰痛に効果的なツボです。
「腎経(じんけい)」に所属するツボですので、眩暈や耳鳴りなどにも効果的であるとされています。
ツボの場所:内くるぶしの突起から親指の幅だけ下がったところ
崑崙(こんろん)
崑崙(こんろん)は、足首の調節をするツボです。
腰痛の原因は様々ですが、足首の不安定性やバランスの悪さが原因になることもあるため、このツボを試してみて下さい。
また、「崑崙」は膀胱の働きを正常に導く働きもあります。
ツボの場所:外くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
金門(きんもん)
金門(きんもん)は、経絡にある「郄穴(げきけつ)」と呼ばれるツボのひとつ。
郄穴とは、急激な痛みに対して効果を発揮するツボです。
ツボの場所:外くるぶしから指2本分くらい下にあるツボ。立方骨という骨の際にあります。
京骨(けいこつ)
京骨(けいこつ)は、「原穴(げんけつ)」と呼ばれ、各経絡の中で基本となるツボです。
65個くらいある「膀胱経(ぼうこうけい)」のツボの中でも1番重要とされています。
ツボの場所:足の外側の第5中足骨粗面の遠位、「金門」の位置から指1本分小指よりにあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、腰痛に効く足ツボについてお話ししました。
腰痛以外にも、足ツボはメリットがたくさんあります。
冷えやむくみの解消、胃腸の疲れなどなど、自分に合ったツボを見つけ、毎日ツボ押しを実践してみて下さいね!
当マッサージ・はりきゅう院は、熊本市東区を中心に慢性的な痛みでお悩みの方に多数ご来院頂いています。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
また、このような情報を定期的にアップしていきますので、引き続きご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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