これだけはダメ!腰痛時にやってはいけないNG対処法とは
腰痛の時は、早く治したいといろいろ自分で対処されていると思います。その対処法は正しいでしょうか。今回は腰痛時の対処法についてお話していきたいと思います。
目次
腰痛時のNG対処法
腰痛を感じているときに、患部を温めたがよいか冷やした方がよいのか迷ったことはありませんか?対処法次第でさらに腰痛を悪化させてしまうこともあるので、今回はNG対処法を交えてお話していきたいと思います。
NG対処法①原因がよくわからないまま温める
腰痛の原因はさまざまですが、なんでも患部を温めればいいものではありません。ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなど痛みが強い時期(急性期)は、患部に炎症があり、温めて熱を与えてしまうと炎症反応がさらに強くなってしまうのでよくありません。炎症の痛みを軽減させるには、冷やして熱をとることが必要になります。炎症からの腰痛と考えられる場合には、温めずに冷やすと覚えておきましょう。
また、横向きに寝ている姿勢が楽などあればよいですが、どうにもこうにもならない時は内臓疾患による痛みの可能性が高く、その際は救急で病院にかかりましょう。
※血行不良による慢性腰痛に対しては、ゆっくり入浴するなど温めて血行促進することで痛みがやわらぐ場合もあります。
NG対処法②むやみにマッサージをしたり、筋肉を引っ張る
腰痛時にむやみにマッサージをしたり、筋肉を引っ張る(牽引)はNGです。
突然起こった痛みや痛みがどんどん強くなっていく場合は、原因が骨や神経の異常だと負荷をかけ患部も刺激してしまうのでさらに悪化する可能性もあります。
特に「リラクゼーションを目的としたマッサージ」は無資格でも行えますので、腰痛を悪化させてしまう可能性もあります。長時間同じ姿勢からくる慢性腰痛は、筋肉をほぐすことで痛みも和らぎますが、先ほど挙げたような突然の痛みや痛みが強くなる場合は、まずは原因を探し適切な治療を行うように医療機関での診察を受けましょう。
NG対処法③腰痛の種類を知らずにストレッチをする
ストレッチは体にとってとても良いことですが、自分の腰痛の種類を知らずにストレッチや体操をするのはNGです。一度、整形外科や整骨院・整体の専門家に診てもらいアドバイスを受けて下さい。後ろに反ると痛む腰痛の人は、骨や神経が原因で腰痛を引き起こしているとも考えられますので、ストレッチや体操で悪化させないようにする必要があります。腰椎や脊柱のトラブルを抱えている人もストレッチや体操は注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、腰痛時にやってはいけないNG対処法についてお話ししました。
急性期と慢性期では対処の仕方が違う事を覚えておきましょう!
痛みが楽になり、カラダが気持ち良いと感じれば基本的に対処は合っていますので、何が合うのかどうかを感じながら対処して下さいね。
当マッサージ・はりきゅう院は、熊本市東区を中心に慢性的な痛みでお悩みの方に多数ご来院頂いています。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
また、このような情報を定期的にアップしていきますので、引き続きご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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