骨盤矯正で得られる効果とは?症状別に解説します!
骨盤矯正を聞いたことがありますか?怪我をしたわけではなくても、日常生活の癖から骨盤が歪んでしまうことがあります。その歪みを正しい位置に戻し改善することで体にとってのメリットをお話していきたいと思います。
目次
骨盤矯正で得られる効果
骨盤が歪みについては前回ブログでお伝えしました。
まだ読まれていない方は、下のリンクから入ってみてください!
今回は、骨盤矯正で得られる効果についてお伝えしたいと思いますが、読んで字のごとく「歪みの改善」です。
この歪みの改善の効果はさまざまあります。
①肩こりや頭痛の軽減
②便秘の解消
③冷え性やむくみの解消
④生理痛や月経不順の改善
前回ブログ : 骨盤が歪むとどうなるのか⁈原因や影響、4つのタイプを徹底解説‼
①肩こりや頭痛の軽減
人間の体には、腰の下に仙腸関節があります。
この仙腸関節は、体を支えている中心的な部分で体のバランスを感知する知覚神経や自律神経など多くの神経が多くあります。そして腰から首に至る脊柱起立筋という背骨を安定させる筋肉が始まるところになります。
また、筋肉の特徴として関節がゆがむと筋肉は緊張を引き起こします。
骨盤が歪むと、この仙腸関節も歪み、さらにはこの関節につながっている肩の筋肉が緊張して肩こりとなって現れます。肩こりで血流が悪くなることで、酸素や栄養分がうまくまわらず、緊張性頭痛も起こります。
土台である骨盤が歪むことによって、一見関係なさそうな肩や頭までも不調をきたすようになってしまうので、まずは土台である骨盤を整えることで腰回りを安定させ、背骨の筋肉が緊張で肩こりや頭痛を引き起こす要因とならないよう柔軟にしていきましょう。
②便秘の解消
骨盤の歪みは便秘とも関係があります。
腸は骨盤の中にあります。
骨盤が歪みその周りの固くなった筋肉によって、腸が圧迫されて正常な動きができなくなったり、開きタイプの骨盤の歪みだと、腸が下がってしまうことで便の流れが悪くなり便秘を引き起こしてしまうのです。
また、骨盤が歪むと本来の内臓の場所にきちんと支えていることができなくなるので、胃や腎臓などが骨盤まで下がってきたために、大腸を圧迫しスムーズな動きができなくなり、結果的に便秘になっていくのです。
腰回りや太ももの筋肉が弱いと正しい姿勢ができないので、骨盤回りの筋力をアップさせたり筋力を持続させるために筋トレを行い、腸が本来の働きがスムーズにできるようにして便秘を解消しましょう。
③冷え性やむくみの改善
冷え性は、交感神経の緊張が亢進するために末梢神経の血管が収縮し、血流が低下している状態のことです。
そのため、手先や足先、体全体が異常に冷たく感じます。
また筋肉の緊張や血流の悪さから、筋肉のポンプ作用が弱まり血流が悪くなることでも冷え性となります。
気温とは関係ないので、夏でも起こるので注意ですね。
むくみは、水分摂取と水分の排出のバランスが悪くなって起こります。むくんでくることで、その周りの血管やリンパ管の圧迫につながっていきます。
骨盤の歪みは下半身の血流に大きな影響を与えます。
骨盤は下肢に向かう太いリンパ管や静脈・動脈が通っているので、リンパや血液の流れに影響します。
骨盤が歪むと周辺の関節や筋肉が正常に働かなくなり、やがて筋肉が固くなり、血液やリンパの流れを悪くします。また、骨盤には自律神経の出入り口があり、骨盤が歪むと出入り口も狭くなって神経の命令がうまく伝わらなくなります。これが自律神経のバランスを崩し「自律神経失調症」を引き起こすのです。
自律神経は緊張やストレスを感じる時に働く”交感神経”と、休息やリラックス状態の時に働く”副交感神経”を司ります。
骨盤を整え筋肉をほぐすことで、血行がよくなり体内の老廃物を排出することで、バランスが取れた体内の水分量になるので、むくみの改善へとつながります。
また、副交感神経をしっかり働かせてることで、冷え性を改善し、筋肉もほぐれ、緊張も緩み、よりいっそう体の循環をよくすることが見込まれます。
④生理痛や月経不順の改善
生理痛や月経不順にも骨盤が大きく関係しています。
子宮や卵巣は骨盤の中にあり、骨盤が歪むと子宮や卵巣が圧迫されて正常な働きができなくなることから、生理痛や月経不順が起こります。
骨盤のねじれは、骨盤の内臓にもねじれを生じさせ、これが月経に伴う子宮粘膜に対する刺激を増強させることもあります。ねじれを改善することで、粘膜刺激が軽くなり、下腹部痛を改善することが見込まれます。
また、脳の視床下部が下垂体に指令を出し、女性ホルモンが分泌され女性の体が機能します。
視床下部は、自律神経の働きもコントロールしているので、自律神経の乱れは視床下部にも影響が出てきます。
先ほどでもありましたが、自律神経の出入り口があるのは骨盤です。
生理痛時の子宮が収縮する痛みは、女性ホルモンの中にプロスタグランジンというホルモンがあり、このホルモンが生理時に子宮を収縮させて経血を排出させる作用があり、生理痛が増強する原因になります。
骨盤が歪むと血行不良によりプロスタグランジンが骨盤内にたまりやすく痛みが強くなりやすいのです。
骨盤を整え、女性ホルモンや自律神経を正常に働くようにし、血行を良くすることで生理痛や月経不順の改善をしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、骨盤矯正で得られる効果についてお話しさせて頂きました。
骨盤周りのストレッチでも骨盤矯正は行われますが、効果が薄いと感じた方は整体や整骨院等プロの施術を受けることで症状改善に繋がるかもしれません。
当マッサージ・はりきゅう院は、熊本市東区を中心に慢性的な痛みでお悩みの方に多数ご来院頂いています。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
また、このような情報を定期的にアップしていきますので、引き続きご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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