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肩こりからくる頭痛が多い?関係性を解説します



目次

肩こりと頭痛

肩こりは、筋肉がこわばることで肩から背中にかけて感じる不快や痛みのある状態です。肩こりの原因の一つが血行不良で、筋肉に沿って流れる血流が滞って筋肉の老廃物が蓄積し、血管が圧迫され痛みや筋緊張感といった肩のこりを感じさせるものです。さらに、この原因から頭痛をも引き起こしてしまうのです。それが、『緊張性頭痛』というものです。
緊張性頭痛は、肩こり頭痛や筋収縮性頭痛とも呼ばれ、肩や首の筋肉の緊張から起こる頭痛です。多くの場合は、肩こりがみられ、頭の後ろから頭頂あたりがズキズキします。
症状は頭がギューッと締め付けられるような頭痛が持続的に、後頭部から首筋にかけて、多くは両側に起こります。悪化すると、頻繁に発症し、慢性化頭痛になる可能性もあります。

こんな症状ありませんか?
セルフチェック‼

①首や肩がこりやすい
②運動不足と感じる
③目が疲れやすい(何もしていないのに疲れる)
④夕方や仕事終わりに頭痛が起こる
⑤ギューッとしめつけられるような頭痛
⑥入浴をすると頭痛や肩こりなどが楽になる
⑦睡眠をとると楽になる

筋緊張性頭痛

このセルフチェックは、筋緊張性頭痛にある症状です。

特にギューッと頭全体がしめつけられるような痛みが特徴的です。また、筋緊張性頭痛は、身体的・精神的なストレスが大きく影響していて、精神的なストレスは自律神経に影響し頭痛の誘因となることもあります。目の疲れは、自律神経とも深く関係しているのでポイントとなります。

運動や入浴をすることで体を温め、首や肩の血流を改善し、心身のリラックスなどで血管を拡張させることで楽になります。入浴は、熱すぎない温度でゆっくりと時間をかけましょう。
(※片頭痛の方は、逆に血管が拡張することでズキズキと拍動性の痛みを生じますので、ご注意ください。)

首や肩に負担をかけない生活習慣を身につけ、頭痛の予防をしましょう

不規則な生活や、姿勢が崩れたままだとカラダには大きなストレスがかかってしまいます。

以下の項目が、数日間継続して当てはまる場合は、一度「頭痛クリニック」や「脳神経外科」を受診することをおススメします。

○頭が締めつけられるような痛み
○目の奥が痛む
○吐き気や嘔吐がある
○慢性的な頭痛がある
○肩こりや首の筋のこりと頭痛がいっしょに出る。

①長時間同じ姿勢で過ごさない

やはり同じ姿勢を長時間保つと首や肩には負担が大きくなります。仕事でデスクワークなら時々立ち上がったり、背筋を伸ばす、少し歩くなど休憩をはさんでみるといいでしょう。車の運転も同じ姿勢になりますので、2時間に1度は休憩を入れて心身を休めるように心がけましょう。

②正しい姿勢を身につける

ストレートネック(スマホ首)や猫背にならないようにし、頭頂部を上からつるされている感覚のように意識して背筋を伸ばして立ったり、椅子の高さは骨盤が立っている状態で座れるよう高さも調節するといいでしょう。

③不適切な枕を使っていないですか。

高すぎたり、小さすぎたりする枕は、筋肉を緊張させて快適な睡眠をとることができません。後頭部から首筋、肩までを自然なカーブを支える枕が理想的です。頭痛予防にも心身にとっても睡眠はとても大切です。自分に合う枕を使って快適な睡眠をとりましょう。

④運動習慣をつけよう

ウォーキングやストレッチ簡単な運動をすることによって、筋力をつけたり、血行を良くする効果があるので効果的です。血行が良くなると、筋肉のこわばりにくくなります。

肩こり解消法

今回は3つのストレッチとエクササイズをご紹介しようと思います。

首ストレッチ

実際にやっていきましょう!

呼吸を止めないように1姿勢20秒キープします。

<真横に倒す(左写真)>
①イスに姿勢を正して座ります
②首を傾ける側の手で真横に倒します。反対側の手は肩の力を抜いて手の甲を腰に当てるようにしましょう

ターゲット:僧帽筋上部(肩の上の筋肉)

<斜めに倒す(右写真)>
真横に倒す方法で最後に斜め下を向く様にします。

ターゲット:肩甲挙筋(肩甲骨を上に動かす筋肉)

シュラッグエクササイズ

次に肩の上(僧帽筋上部)に力を入れて、肩をすくめたり落としたりするエクササイズです!

呼吸を止めないようにすくめたら1秒キープします。これを10回繰り返しましょう!

①イスに姿勢を正して座ります
②両手は脱力して、左右同じように肩をすくめてストーンと落とします。
 この時、肩が前に入らないように、気持ち少し後ろ気味で肩甲骨を寄せる意識で行いましょう!

ターゲット:僧帽筋上部

肩回しエクササイズ

最後に肩甲骨を全体的に動かすエクササイズを行いましょう!

①イスに姿勢を正して座ります
②手を肩に置き、肘同士がくっつく様に少し背中を丸めます
➂肘で大きく円を描く様に前から後に回します。
 後ろに回す時は、肩甲骨を内側に寄せる意識で行いましょう!

ターゲット:肩甲骨

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は、肩こりからくる頭痛についてお話をし、最後にストレッチとエクササイズをご紹介しました。
決して痛みを我慢してまでは行わないようにしてくださいね。


当マッサージ・はりきゅう院は、熊本市東区を中心に慢性的な痛みでお悩みの方に多数ご来院頂いています。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

また、このような情報を定期的にアップしていきますので、引き続きご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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