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知って得する4つの腰痛タイプと鍼灸の効果


 鍼灸治療は経験したことはありますか?鍼灸治療は今や世界保健機構(WHO)も認める世界中でも認められた治療法です。西洋医学だけでは対応が難しい現代のいろいろな症状やスポーツにおいても取り入れられるようになりました。今回は、特にお悩みの方が多い腰痛と鍼灸の効果についてお話していきたいと思います。


目次

4つの腰痛タイプ

腰痛といっても原因はさまざま考えられますが、これからおおまかに4つのタイプ別に分けていきたいと思います。これを知るともっと自分のからだをみつめることができて、腰痛に悩む方にも役立つかもしれません。

筋膜性腰痛

筋・筋膜性腰痛は、腰の筋肉や筋膜に対して急激、又は慢性的に負担がかかることで生じます。このタイプの腰痛はレントゲンでみても特に異常はありません。スポーツで急激なストレスが腰にかかる、姿勢が悪く慢性的に筋肉や筋膜に負担がかかるという時に発症します。「ぎっくり腰」もこの筋・筋膜性でおこる腰痛と考えます。

骨性腰痛

腰椎椎間板や腰部脊柱などの骨に起因する腰痛タイプです。
背骨は椎骨が積み重なってできています。その椎骨が関節の働きをして腰がしなやかに柔軟に腰を動かすことができるのです。また、椎骨を繋いでいるのは椎間板で、この椎間板は加齢により弾力がなくなっていきます。腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、骨粗しょう症、脊椎分離、脊椎すべり症などがあり大半は加齢によるものですが、重労働や激しいスポーツ、生活習慣も原因となり得ます。

心理性腰痛

強いストレスが原因で発症します。部位や痛みの度合いがころころと変わったり、不安が増すと痛みが増幅します。

内臓による腰痛

内臓の病気に起因する腰痛です。消化器系(胃・十二指腸・胆石・胆のう)、泌尿器科(尿路結石・前立腺・腎盂炎)、婦人科系(子宮内膜)、循環器科(心筋梗塞)の臓器に関係しています。発熱を伴ったり、排尿障害があるときは病院を受診することをお勧めします。

腰痛に対する鍼灸の効果

特に筋膜性腰痛については鍼灸の効果が期待できます。筋膜性腰痛の原因は主に筋肉や筋膜にできたコリです。コリは、病院のレントゲンで画像をみても骨に異常はないのでそれ以上原因がわかるわけではありません。
コリの仕組みは、
身体に負担がかかる→局所の循環不良起きる→筋・筋膜に緊張が生じる→筋・筋膜の緊張が集中化する→硬結(コリ)が生じる→硬結(コリ)部位周辺にもねじれが生じる→痛みが出現してくる
という流れで腰痛が引き起こされています。
当院の考え方では、鍼を緊張の強い筋肉のポイントに刺し、まず緊張を緩める施術を行います。そうすることで、深部の組織の血流が良くなり硬結(コリ)を改善していきます。また、お灸で腰痛のツボに対し、温熱で刺激を与え、自然治癒力や免疫力を高めさらに血液循環を良好にすることで痛みを和らげ症状を落ち着かせます。最後に背骨や骨盤のバランスをみて、からだの歪みを整えることで再発しにくい身体へ導いていきます。

※鍼灸施術後は、長風呂・飲酒・激しい運動は禁忌ですのでご注意ください。

腰痛に効くツボ3選!

腰痛に効くツボを3つ紹介します。セルフケアで、自分のからだを労わりましょう。
※ツボを押すときは、指の腹で垂直押します。強さは、気持ちいいと感じる程度で、3~7秒かけてゆっくり押して、ゆっくり戻しましょう。

腰腿点(ようたいてん)

手の甲2か所にあるツボです。人差し指と中指の骨が接合する手前のくぼみを第一腰腿点・中指と薬指の骨が接合する手前にあるくぼみを第二腰腿点といいます。

委中(いちゅう)

膝の裏の中央にあるツボです。膝を両手でつかみ、両手の中指で押すといいでしょう。

太衝(たいしょう)

足の親指と人差し指の間の骨が接合している部分にあるツボです。親指の腹を使い押してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

鍼やお灸は好みもあると思いますが、一度試しに行ってどちらが自分に合うかを見つけてみてください!
また、セルフケアにツボ押しも取り入れてくださいね!

このような情報を定期的にアップしていきますので、引き続きご覧ください。
当マッサージ・はりきゅう院は、熊本市東区を中心に慢性的な痛みでお悩みの方に多数ご来院頂いています。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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